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小売業・サービス業の民事再生のポイント

 近時は、小売・サービス業の再生案件も増えてきました。ここでは、特に、小売業・サービス業の民事再生におけるポイントを説明します。

(1)思い切った不採算店舗の整理

 小売業やサービス業で民事再生を行う会社の殆どは、複数店舗を展開しており、その一部または多くが不採算である場合が多いと思います。
 はっきり申し上げて、このような場合、再生の成否は思い切って不採算店舗を整理できるかどうか、にかかっています。経営者が「1号店だから・・・」などのこだわりのために、閉鎖すべき店舗を閉鎖できていない、などのケースも多々見受けられます。
 
客観的な判断の下、不採算店舗を閉鎖して、債務の圧縮を行い収益状況の改善を行うことが再生計画を画定する上で最も重要なポイントです。

(2)仕入先から、継続取引してもらう

 次に、小売業の場合は、仕入先から商品供給が継続されるのが、再生成功の前提となります。いくら一時的に弁済を行わなくてよくなるといっても、商品供給がなされないと売上が上がりませんので、結局は資金繰りに窮してしまいます。
 従って、申立当日にも説明会を開催して取引継続のお願いを行う等の対応が特に重要になります。

3)場合によっては、スポンサーを確保する

 小売業やサービス業の場合、他エリアの同業者がスポンサーになってくれることが多いと言えます。
 そこで、場合によっては、これらの企業にスポンサーになってもらうべく、諸条件を勘案して、適切なスポンサーを選定するのも重要なポイントになります。
 

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